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胃がんリスク検査(ABC検診)


採血だけで手軽に胃がんリスクを判定できます

ABC検診って?

 ABC検診とは胃がんになりやすい人を見つける検診です。

 日本人の死亡原因の第一位はがんです。2人に1人ががんにかかり、3.5人に1人ががんで亡くなっています。 平成10年にがん死亡者数の第一位は肺がんになり、それまで一位だった胃がんは第二位になりました。 しかし、発生数は胃がんがまだ第一位です。それは胃がんが早期発見で治る病気になってきたということです。 特に若年層では発生数も死亡率も低下してきていますが、最近は高齢になってから胃がんになる人が増えています。 検診も積極的にしないため、早期発見できずに進行がんで見つかることが多いため、死亡率が高くなっています。

ピロリ菌と胃がん

 最近の研究によると、ピロリ菌が胃がんの発生に強く関わっていることがわかってきました。 ピロリ菌に感染していない人からは、ほとんど胃がんは発生していないそうです。 胃の粘膜にピロリ菌が感染すると、その周囲の粘膜に炎症が起こり赤くなってきます。 それが慢性的に何年も続くと、胃の粘膜は萎縮してきます。何度もつぶれて再生する胃の粘膜から、 がん細胞が生まれてくるといわれています。胃の萎縮の程度は血液中のペプシノゲンを測ることでわかります。 胃の粘膜から消化酵素のペプシンが分泌されていて、胃の粘膜の萎縮が進むと分泌量が減ってきます。 ペプシノゲンはペプシンの元の物質で、ペプシノゲンが減ってきたら、それだけ萎縮が進んでいるといえます。

採血でできます

 ABC検診ではピロリ菌の抗体とペプシノゲンを測定します。 ピロリ菌の感染がなく、ペプシノゲンが十分に分泌されている人は、粘膜の萎縮も少なく、 胃がんの発生リスクはかなり低いです。逆に、ピロリ菌がいてペプシノゲンの分泌が低下している人は、 粘膜の萎縮も進んでいて、年間500人に1人の割合で胃がんが発生しています。 さらに悪い人に、ピロリ菌がいないのに粘膜萎縮がかなり進行した人がいます。 これは粘膜萎縮が進み過ぎて、ピロリ菌も住めなくなった状態の人です。 なんと胃がんの発生率は80人に1人といわれています。

 繰り返しますが、ABC検診は胃がんにかかりやすい人を見つける検査です。 胃がんを見つける検査ではありません。また、ピロリ菌に感染していないからといって 絶対にがんにならないわけではありません。しかし、ABC検診でハイリスク群になった人は 胃がんになる可能性が高いので、しっかり検査をする必要があります。自らの胃がんのリスクを把握する機会としてください。

                              院長 中田 雅之

※検査は予約制となっています。
 外来診察時に、医師と相談のうえ、検査予約をお願いします。

TEL:06-6481-4207 
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