リハビリ器具紹介

ホットパック

　リハビリで温めると言えばこれというくらい有名な温熱療法です。 保温剤の入った布袋をお湯で温めバスタオルにくるんで関節部に使用します。 目的は痛みの緩和や循環の改善です。身体の表面の組織を温めるため温かい という実感が分かりやすい事も人気の一つになっています。

ホットパックを包むバスタオルとパックを温めておく加温装置

極超短波(マイクロ波)

ホットパックと並んで、日本国内で 最も頻繁に用いられる温熱療法 機器です。原理は家庭用の電子 レンジと同じです。ホットパックが 身体の表層を温めるのに対しマイ クロ波は身体の深部を温めます。 表面的には温かさを実感しにくい のですが、しっかり温められます。

メドマー

空気により下肢マッサージを行な います。製品によって違う名称の 物もありますが、この機器は第一 にむくみを改善する目的で使用 されます。最近では、血行促進・ 疲労回復等の効果も期待されて おり、一般的にも知名度が高く なっています。

牽引療法機器

牽引療法とは、狭くなった背骨の 隙間を広げることで椎間板の圧力 を減少させ、神経圧迫を取り除き 手足の痛みや痺れを緩和する治 療法です。牽引療法には首を引っ 張る頚椎牽引と腰を引っ張る腰椎 牽引があります。牽引療法の歴史 は古く、ヒポクラテスの時代から行 われ、研究・改良が重ねられ現代 に至っています。

平行棒

歩行練習を行う為の器具です。 松葉杖や杖での歩行練習時や、 骨折後や脳卒中後の回復過程に おける歩行練習時に使用します。 歩き方のチェックを行う事もあり、 足の力の使い方の修正等の際 にも使用します。